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仕事がズボラでも問責されない裁判官が、医療に対しては極めて高度な仕事を要求する件について

 投稿者:ミネ  投稿日:2007年12月25日(火)00時50分24秒
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  そういう考えでは医療は高騰か崩壊のいずれかでしょう (峰村健司)

2007-12-24 14:14:38

今頃、輸血や以前の注射針繰り返し使用が原因と考えられる、おびただしい数の肝炎患者は複雑な思いをしているのではないでしょうか。C型患者が60万人以上、未発症キャリアーが推定80万人以上とのことです。そのほとんどが医療行為を介した感染と考えられています。私は眼科医ですが、一時期インターフェロン治療の副作用確認のため、多くの肝炎患者さんと対話しました。ほとんどの方は「感染は運命」という受け止め方をされており、淡々と治療を受けられていました。今回の薬害C型肝炎患者に一律救済がなされた場合に、輸血などで感染したと推定される彼らと、危険性が認識されていなかった時期のフィブリノゲン製剤による感染者との間に生じる、決定的な線引きに対して説明がつきません。

医療行為には(医師の行為も薬の使用も)、当然ながら危険はつきもので、それを受入れる気持ちを持たずに「安全、安心」と叫ぶだけの人々には、医療行為を受ける資格がないと思います。最近叫ばれている医師不足、特に産科医と救急医の不足は、医者が辞めていくとの表現がされていますが、別の見方をすれば、「安全、安心」と叫ぶばかりの人々に施すほどの医療はない、という意思の表れでもあると思います。そして、医療の不完全性を軽く見て、「安全、安心」と叫ぶ人々を、ごく一部の鑑定医や協力医の意見を盾に権力を持って後押しし続けてきたのが、司法だと私は認識しています。権力を持って医療破壊を実践してきた司法こそ、現在の医療崩壊の最大の責任者だと思っています。

実は不完全性については、医療だけではなく司法も同様だと最近特に実感しています。というのは、最近医療裁判判決を読むことが多いのですが、医者勝訴、患者勝訴の別を問わず、中には杜撰な審議によって下されている判決が案外多いからです。いろいろありますが、以前にも紹介したものを例として再度挙げておきます。
http://www.yabelab.net/blog/2007/06/25-110718.php#c65485
これなどは乱審もいいところで、医療過誤で言えば「治療方針に決定的な誤りがあり患者死亡」くらいのインパクトがあります。

それでも司法は法的責任を問われません。司法がこのようなことで責任を問われれば当然ながら司法は崩壊するでしょう。そういう特権に守られて多少ズボラでも咎められることなく業務をこなしている裁判官の方々が、同じく必然的に不完全性を抱えて仕事をしている医師や製薬会社に対して、まるで医療には100%の行為を求めるかのごとく咎めるということが、どうにも不誠実な行為に思えて仕方がありません。

平たく言えば、「自分に甘く他人に厳しい」の謗りは免れないと思います。

http://blog.goo.ne.jp/j-j-n/e/52e6f1790607f76b4cf32797c7ab3d7e

 
 
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